北海道ひとり歩き

7月17日 木曜日 曇り
屈斜路湖

朝早くのバスに乗り、屈斜路湖へと向かう。屈斜路湖へと向かう途中、バスは摩周湖と硫黄山に停車する。数日前の自転車の苦労は何だった?^^; この日の摩周湖は霧でまったく見えない。

「砂湯」というところでバスを降りる。温泉タマゴを買い、足湯に足をつけてくつろぐ。この日は砂湯から和琴まで、屈斜路湖沿岸の無料温泉を巡って歩く。

砂湯の次は池の湯という所に歩いて向かうのだが、道を通るのは車・バス・バイクだけ。バックパックを背負って歩いている人なんて一人もいない。自分以外に歩いているのはクワガタだけ…。

池の湯に近づいてくるとレストランがあったので、昼食にオムライスを食べる。その後、池の湯に行くが… 油のようなものが浮いていて、とても汚ない温泉だった。温度はぬるく、一組の家族が水着を着て遊んでいる。温泉に入る気になれなかった。

そこからしばらく歩くと、コタンの湯という温泉がある。コタンの湯はとっても奇麗な温泉。しかしとても熱い温泉らしく、コタンの湯にチャレンジしていたライダーが素っ裸で湯船から飛び出していた。熱すぎて汚す人がいないという事か… この温泉も入るのは止めておく。コタンの木彫り屋でアイヌの首飾りを買い、次の温泉を目指す。

次は和琴半島にある温泉。これまで重い荷物を背負って歩いて、温泉につかったのは砂湯で足湯をしたくらい。ちょっとむなしくないか? 疲労感からだろうか、大根畑を見れば「だ〜いこん、だ〜いこん」と歩調に合わせてつぶやき、人参を見れば人参をつぶやき、キャベツを見ればキャベツをつぶやいていた(謎)

やっとこさで和琴半島に到着。とえりあえず、近くにあった温泉旅館に泊まることにする。根室の旅館の時もそうだったけれど、一泊6000円とは思えない料理に大満足。泊まっているお客は自分ひとりしかいないのに… 旅館の人に感謝。

夜になり、懐中電灯を片手に和琴の無料温泉へと向かう。道中の浜辺では、キャンプを楽しんでいる人達が花火をしている。小径では、大人に連れられた子供たちが楽しそうに騒いでいる。そして肝心の温泉は…。温泉らしいところにライトを照らすと、キャンパーのおっちゃん達が体をゴシゴシ洗っている!(ライトを向けてしまったこっちが悪いのか!?)

結局、旅館の温泉で癒されました。

July-August ( the year 2003 )
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2
<< return   next >>

温泉旅館はお勧め!

北海道で5000円くらいのビジネスホテルに泊まるなら、6000円くらいの温泉旅館に泊まる方か断然お得である。温泉でほっこりできるし、料理は美味しい、文句なしのひとときを過ごせる。

無料の露天風呂は…

良いところが少ない。放置してあるところは、ライダーやキャンパーの浴場と化している。

[新訂版]北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯屈斜路湖には良いところはなかったけれど、手入れの行き届いている無料の良い温泉は何処かにあるはず。

上へ戻る